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創業以来、地域密着に根ざした、安心・安全を提供してきました

建物管理事業

確かな技術と信頼の実績。
止水・防水加工などのビルメンテナンスはお気軽に

ボンド 外壁リハビリシステムのプロセス

関係書類
数量表の作成
工事(施主)計画書の作成
見積書の作成
設計図の作成(図面・仕様書など)
施工仕様書の作成(施工要領書)
  • 事前調査

    一次調査

    外観、目視によりおおまかな現状の傷みぐあいを把握します。

    二次調査

    ハンマー打診調査などでさらに状況を調べます。

    数量調査

    補修の必要な浮き面積(m2数)・ひび割れ延長(m数)
    欠損部の数量などを把握します。

  • 工法の選定

    足場作業・ゴンドラ作業の検討
    各損傷に応じた補修工法の検討

    積算

    改修(リハビリ)に必要な経費を算出します。

  • 設計・発注
    工法・材料を充分に検討して
    設計図書を造ります。
  • 工事

    足場仮設〜改修工事

    足場仮設後、数量の再調査を行い補修の必要な定数を把握します。
    外壁の補修(下地処理、注入など)を行います。塗装仕上げなどをして工事を終えます。

    確認

    補修効果の確認引張試験やコアボーリングなどで注入などの効果を確認します。

  • 検査
    仕様書通りの適切な工事が行われたかどうか現場検査を行います。
  • 完了
    施主に引渡しをして完了します。

    工事報告書の作成

事前の調査診断

改修工事は事前に必ず調査を行わなわなければなりません。調査には予備調査から、機器を使った調査まで種々あります。特にコンクリート面は、凍結、塩害、中性化、アルカリ骨材などの影響を受けて傷んでいる場合がありますので慎重な調査をする必要があります。

  • 予備調査
    予備調査

    新築時の設計図書や過去の修正記録を調査する

  • 本調査(一次、二次、三次)
    予備調査

    目視、打診などにより、損傷の具合を確認するために実施する。

  • 施工調査
    予備調査

    選定された改修工法を施工するのに必要な情報・数量を得るために実施する

主な調査方法

  • 目視による外観調査
    目視による外観調査

    建物の外観状況を観察し、ひび割れ状況、浮き状況、欠損、爆裂の状況、シーリング劣化状況などを把握します。

  • 打診、実測による調査
    打診、実測による調査

    クラックスケールなどをお用い、ひび割れの幅、延べm数を確認したり、テストハンマーなどによる打診を行い、モルタル、タイルの浮きの位置や延べm2数を確認します。

  • 中性化テスト
    中性化テスト

    フェノールフタレイン試薬(1%エタノール溶液)を散布し、pH値を確認します。

  • コアボーリング
    コアボーリング

    コアボーリングにてモルタルなどの仕上げ層の厚さや浮き状況を確認します。

工法の選定

外壁補修では、その仕上げの種類や劣化現象などの複合要因により、種々の工法が実施されます。

工法の選定

各種補修工法

ひび割れ部の改修工法

シール工法

コンクリートやモルタル等のひび割れを硬質エポキシ樹脂や可とう性エポキシ樹脂などでシールする工法です。

  1. ひび割れ部の清掃
  2. シール材の塗布・仕上げ
硬質エポキシ樹脂ロス含む
使用材料 使用量
シール材 E390 約0.04kg/m
可とう性エポキシ樹脂ロス含む
使用材料 使用量
プライマー ユニエボ補修用プライマー 約0.01kg/m
シール材 E600 約0.03kg/m
Uカット ONE 約0.03kg/m
シール工法

Uカットシール材充填工法

コンクリートやモルタルなどのひび割れをダイヤモンドカッターなどでU字型にカッティングし、可とう性エポキシ樹脂や弾性シーリング材を充填する工法です。防水性能に優れ、ひび割れの動きにも追従します。

  1. Uカット
  2. 清掃
  3. プライマー塗布
  4. シール材充填仕上げ
可とう性エポキシ樹脂ロス含む
使用材料 使用量
プライマー ユニエボ補修用プライマー 約0.02kg/m
シール材 E600 約0.20kg/m
Uカット ONE 約0.20kg/m
弾性シーリング材ロス含む
使用材料 使用量
プライマー シールプライマー #9 約0.01kg/m
充填材 ビューシール 6909 約0.15l/m

動きが大きいと思われるひび割れについては弾性シーリング材を使用します。

Uカットシール材充填工法①
Uカットシール材充填工法②

ボンドシリンダー工法(自動式低圧樹脂注入工法)

低圧、低速でひび割れにエポキシ樹脂を注入する工法です。微細なひび割れにも注入が可能で、ひび割れによって分断されたコンクリートたモルタルを一体化し、耐力を復元します。

  1. ひび割れ部の確認・マーキング
  2. 下地処理
  3. 座金の取付け・ひび割れ部シール
  4. 注入(シリンダー取付け)
  5. 硬化養生
  6. シリンダー・座金・シール材の除去
  7. 仕上げ
シール材・注入材の使用量は現場の状況によって異なります。ロス含む
使用材料 使用量
シール材 はくりシールONE 約0.33本/m
E390 約0.3kg/m
クイックメンダー 約0.3kg/m
注入器具 シリンダーセット 4〜5本/m
注入材 E205、E206、E207D、E2420、E2420D 約0.25kg〜必要量/m

シール材・注入材は施工状況・条件により多数種類があります。ひび割れ部の幅が大きい場合は手動ポンプにてひび割れに直接エポキシ樹脂を注入する場合もあります。

ボンドシリンダー工法①
ボンドシリンダー工法②
ボンドシリンダー工法③

OGS工法

ひび割れ部に仮止めシールを行わず、直接弾力性エポキシ樹脂を注入する工法で、ひび割れの動きにも追従します。防水性に優れたシンプルな工法で、1日で作業が終了します。

  1. ひび割れ部の確認・マーキング
  2. ひび割れ部の清掃
  3. 注入
  4. 清掃
ロス含む
使用材料 使用量
注入材 OGグラウト 約0.1本/m

防水を目的とした0.3mm以上のひび割れが対象となります。

ボンドシリンダー工法①
ボンドシリンダー工法②
ボンドシリンダー工法③